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いずみ定期演奏会No.44ハイドンマラソン

2020年 1月17日(金) 19:00開演
  • いずみホール
  • 指揮:飯森 範親

    指揮
    飯森 範親

  • ヴィオラ・ダ・ガンバ:内藤 謙一(日本センチュリー交響楽団副首席奏者)

    ヴィオラ・ダ・ガンバ
    内藤 謙一(日本センチュリー交響楽団副首席奏者)

  • チェンバロ:パブロ・エスカンデ

    チェンバロ
    パブロ・エスカンデ

  • ハイドン
    交響曲 第64番 イ長調 Hob.I:64「時の移ろい」
  • マレ
    ヴィオール曲集 第5巻より 組曲 ホ短調(「膀胱結石手術の図」を含む)
  • ハイドン
    交響曲 第1番 ニ長調 Hob.I:1
  • ハイドン
    交響曲 第8番 ト長調 Hob.I:8「晩」

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聴きどころ

いずみ定期演奏会No.44ハイドンマラソン 

2016年にスタートしたハイドンマラソン、今回のコンサートで番号付きの交響曲の半分(52曲)を演奏したことになります。このタイミングで選ばれた3曲の交響曲は、センチュリーが自信を持ってお届けする作品ばかりです。コンサートの幕明けに据えられたのは第64番「時の移ろい」です。パート譜にハイドン自身がラテン語でTempora mutantur
と書き記したことがこの意味深なタイトルの由縁と言われていますが、実際のところは謎に包まれています。そしてマラソンがスタートして5シーズン目の最後に第1番がやっと登場します。第1番と言っても一番目に書かれた作品ではないようで、1760年以前にモリツィン伯に仕えていた頃に書かれた、一連の交響曲の一つのようです。冒頭のクレッシェンドからの明るい響きを聴くと、マラソンがスタートした時のワクワク感が蘇るでしょうか。プログラムのメインは第8番「晩」です。エステルハージ家の楽団の優秀な奏者をフューチャーして書かれましたので、随所に技巧的な独奏が登場します。中でも第3楽章のコントラバスの大胆な独奏は、きっと聴衆の皆様を圧倒すると思いますし、嵐を表現したという第4楽章ではスリリングな音型の連続を、シャープなアンサンブルで駆け抜けます。ご期待下さいませ。
ハイドンマラソンでは、ハイドンの交響曲と合わせて聴く作品にもこだわっています。今回は初の試みで、ハイドンより古い時代の作品を取り上げます。フランス王ルイ14世の宮廷楽団で活躍したマラン・マレのヴィオール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)のための作品を、日本センチュリー交響楽団が誇るガンバの名手・内藤謙一とパブロ・エスカンデのチェンバロでお聴きいただきます。この美しい組曲には、何と膀胱結石手術の描写が組み込まれています。この部分にはマレ自身の経験に基づくテキストがあり、飯森範親が手術の様子を語ります。

定期・特別演奏会のシーズンプログラム(PDF)がダウンロードいただけます。

2022年度 2023年度
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