CENTURY WEB MAGAZINE

センチュリーウェブマガジン vol.5

注目の公演

豊中名曲シリーズVol.3
持丸 秀一郎インタビュー

余計なものは剥ぎ取られて、必要なものだけ残っている。
そんな演奏ができれば

 9月30日(土)に開催される豊中名曲シリーズVol.3で、日本センチュリー交響楽団は、日本テレマン協会を率いての活動で知られる指揮者、延原武春さんと共演します。センチュリーが主催公演に延原さんを迎えるのは、意外にも今回が初めて。プログラムにはベートーヴェンの交響曲第6番「田園」ほか、同時代人であったウェーバー、モーツァルトの作品が並びます。日本のピリオド演奏を牽引する延原さんとセンチュリーの顔合わせに期待が集まる中、この公演のもうひとつの大きな聴きどころとなりそうなのが、モーツァルトのクラリネット協奏曲。ソリストとして、首席クラリネット奏者の持丸秀一郎が登場します。この作品をセンチュリーで10年ぶりに演奏するという持丸に話を訊きました。

持丸 秀一郎


■モーツァルトのクラリネット協奏曲。とても美しい作品ですが、演奏する側にとっての魅力はどういうところにあるのでしょう。

 まずクラリネットのひとつの特徴としてメロディ以外も吹ける楽器である、ということがあるように思います。コンチェルトというのは、だいたいどの作品でもソロ楽器がメロディを吹くことが多いですが、クラリネットの場合、オーケストラよりも下の声部を吹く場合もありますし、内声部で和音を分散させたり、という演奏も多く取り入れられています。音楽の中で主役を張るだけではなくて、脇に回ったり、時にはオーケストラ全体を引き立てたりすることができるんですね。モーツァルトのクラリネット協奏曲では、そうした伴奏の形がいつしかソロのパッセージに移行していく場面もあって、これはクラリネットという楽器独特の魅力的な部分だと思います。僕がこの作品がすごいな、と思うのは、当時、登場して間もないこのクラリネットの機能を、モーツァルトがフルに活かしきっているということ。誕生したばかりの楽器のために彼は最高のコンチェルトを作曲しているんです。友人のクラリネット奏者シュタードラーのために書かれた作品とは言え、すべてのクラリネット奏者にとって、よくこれだけのコンチェルトを残してくれたと思わざるを得ない幸せな作品だと思います。

オーストリアのクラリネット奏者、A・シュタードラーオーストリアのクラリネット奏者、A・シュタードラー。その演奏に惚れ込んだモーツァルトはクラリネット協奏曲をはじめクラリネットを用いた多くの作品を残している。


■今回は指揮に延原武春さんを迎えます。ピリオド楽器を基本に置いたアプローチからは、いつもと違うセンチュリーの響きが感じられそうです。

 去年、延原さんとはモーツァルトのセレナーデ第10番『グラン・パルティータ』をご一緒しました。モダン楽器のアプローチをすることが多い僕らからすると、延原さんには眞逆の解釈があってそれはもう新鮮な体験でした。その時のお互いの印象が今回の共演に結びつき、ソリストとして私に声をかけていただいたことを光栄に思っています。眞逆の解釈というのは、例えば僕らがクレシェンドするところがデクレシェンドしたり、収まるべきところが進んだり、そういったことが多々あるんですね。こういった演奏解釈の違いというのは表面的に捉えられがちなんですが、重要なのは演奏家の中で、それがいかに音楽として辻褄があっているか、ということなんです。延原さんの音楽というのはそこがきちんと合っていて、信念というか、僕らが納得できるだけのものがある。それがきっと延原さんのカリスマ性なんだと思います。その意味で前回僕らは、延原さんの音楽に触れて、今まで経験したことのない表現を知ったわけで、今回どれだけ自分たちの引き出しを増やしていけるか、楽しみですね。

2016年3月いずみホールでの演奏会再共演のきっかけとなった2016年3月いずみホールでの演奏会。演奏後の拍手が鳴り止まず、急遽予定されていなかったアンコール演奏を行うほど盛況なコンサートとなった。


■今、お話に出た自分の引き出しを増やしていく、表現の幅を広げていくということについて、持丸さんの言葉には、とても意識的な部分が感じらるような気がします。そのあたりの話をうかがえますか。

 もちろん、日本や世界のいろんなマエストロに叩かれて磨かれて、いろいろと思うこと、というのはあるわけですが‥(笑)。僕が以前から考えていたのは、新しい音楽の解釈やスタイルを前にした時に、僕らが「こう思う」と感じる「直観」というのは、実は「直観」ではないんじゃないか、ということなんです。というのは基本的に僕らはアジア人で、西洋の楽器を持っていたとしても、僕らのDNAにあるのはきっと雅楽の”笙(しょう)“や”篳篥(ひちりき)“のような歪(ひず)んだ音やくぐもった音なんです。とすると僕らがいいと思っている西洋の音楽、ピアノの音、フルートの音、クラリネットの音は、単にそれに親しんでいるから良いと思っているだけで、本来DNAにあるものとは違う。僕らが「直観」だって言ってるものは、実は「直観」ではなくて経験が生み出した感覚に過ぎないと思うんですね。だから僕らが西洋の音楽に対して目を開こうとする時には、そういった音楽への感性を常に磨いておかなければならない、ということなんです。さまざまな音楽への興味を持って、その感性の土壌を自分の中にたくさん育てておくことが大切なのではないかと思うんです。

持丸 秀一郎


■それはクラシック音楽を伝統とする西洋とそうではない日本とは本質的に感じ方が違う、ということでしょうか。

 実はハンガリーへ留学していた頃、そのことをすごく感じました。西洋の人たちが音楽を前にして「こう思う」って言う時は、これはもう本当にそう思っているんだなと。それは教えられたから、とかみんながそうしてるから、というからじゃなくて民族の音楽として染み付いている、それこそ「直観」と呼ぶしかないようなものです。それをハンディに思ったこともあるんですが、でも面白いのは彼らは本当に「直観」で理解してしまうがために、何の疑問も持たないことが多いんです。こういうものだからって。ところが西洋の伝統の外にいる僕らはそれを疑問に感じて回答を探そう、何かを見出そうとするから、ひょっとするとより強い確信を持って音楽の本質みたいなものに近づけるんじゃないかなと思うんです。ただそのために僕らは、常に勉強していないといけないし、感性を磨いておかなければいけないし、過去の自分を超えていかなければいけない。個人的にはそんな風に考えています。

留学時代の二人の師匠、マリ先生とサトマリ先生留学時代の二人の師匠、マリ先生とサトマリ先生。ハンガリー国立フィルの日本公演にて。


■そうした研鑽の跡も10年ぶりのクラリネット協奏曲に反映されるのを楽しみにしています。

 前回吹いた時は、僕は入団して、2年経つか経たないかくらいの時期でした。留学から帰ってすぐの入団でしたから、昨日まで学生だったのが、急にプロになって戸惑いもたくさんありましたし、周りに素晴らしいプレイヤーばかりいる中で、なんとかそれに食らいついて自分のベストを尽くしたい、という心境でした。この10年間でいろんな曲を演奏したり、同じ作品をそれぞれ違った指揮者の方と演奏したりして、その都度目を開かされて来ましたし、そうすると10年前にこの曲から聴こえていたものと現在聴こえているものはまた違うな、という思いも生まれています。音楽から余計なものは剥ぎ取られて、必要なものだけ残っている。そんな演奏ができればいいなあ、と思っています。

2008年3月いずみホールでのモーツァルト作曲クラリネット協奏曲の演奏風景。2008年3月いずみホールでのモーツァルト作曲クラリネット協奏曲の演奏風景。

toyonaka vol.3

豊中名曲シリーズ Vol.3

2017年9月30日(土)15:00開演(14:00開場)

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My Favorite Things 〜私のお気に入り〜

松浦 奈々松浦 奈々(ヴァイオリン/コンサートマスター)「奇跡のワイン“フランチャコルタ”に
始まる食のJourney(変遷)」

 最近、“奇跡のワイン”と呼ばれるフランチャコルタにハマっています。北イタリアのロンバルディア州フランチャコルタで生産されているスパークリングワインの一種で、生産の過程がかなり厳しく管理されているので、不純物も少なくとてもすっきりした味わいです。(スパークリングワインと言えばシャンパンが有名ですが、フランスのシャンパーニュ地方で生産されたワインを“シャンパン”と呼びます。)演奏会が終わった後などにオケの仲間や友人と飲みに行くことは割と多くて、美味しいごはんと美味しいお酒で一日の疲れをリセットする、みたいなところもあるかもしれません。

スパークリングワイン“フランチャコルタ”すっきりした味わいのスパークリングワイン“フランチャコルタ”。もちろん大阪でも飲むことができます!

 仕事がら外食が多くなるので、家では“良いものを使ってシンプルに食べる”を基本にしています。実は冷蔵庫の掃除が得意で、何も考えずに食材をまとめ買いしたあと、パッパッと思いついた料理をするのが良い気分転換になっています。この前は、練習が終わった後に何も食べてなかったなと思って、冷凍してあった鶏の骨をぐつぐつ煮込んでスープを作りました。気がついたら夜中3時になってましたけど(笑)。よく言われることですが、お料理って音楽ととてもよく似ていて、ちょっとしたスパイスの加減や手間ひまをかけることで仕上がりの味が大きく変わりますよね。野菜の面取りなんて面倒だけど、でも、やるとやっぱり美味しい。

スープ真夜中に作ったスープは、鶏の骨から煮込みました。

 今でこそ、食を整えること、食を愉しむことを日々の糧にしていますが、小さい頃はグリコのジャイアントカプリコ(いちご味!)や、ねるねるねるね(水を入れて練ると色が変わってふくらむ子供向けのお菓子)が大好きな女の子でした。家の近所のヴァイオリン教室に行った後にもよく買って食べてました。ヴァイオリンを始めたのは小学校低学年で、近所の男の子がやっているのを見てやりたくなったんですが、最初は親に“バ”のつくものはダメだって言われて、お金がかかるから(笑)。“バレエ”とか“バイオリン”ですよね。でも、めずらしく根気強くお願いしたら1ヶ月後には買ってもらえて、ヴァイオリンとの生活が始まりました。

小学生の頃ヴァイオリンと出会って間もない小学生の頃。

 高校生までは、ヴァイオリンへの向き合い方に多少のムラはありました。そんなに真面目じゃなかったというか(笑)。本を読むことに熱中していた時期もあります。でも、習っていた先生がカルテット弾きで、先生に勧められるまま室内楽をやってみると、これが面白くて見事にハマりました。みんなで演奏する時、「自分がもっと弾ければ」とか、和音を作る時に「もうちょっと音程が良ければ」という気持ちが芽生えて、上手くなりたいなと真剣に考えるようになりましたね。

東京クヮルテットの皆さんと学生時代。指導を受けた東京クヮルテットの皆さんと。(写真一番右)

 オーケストラのコンサートマスターのお仕事はチャレンジングな事が多いですが、アシスタント・コンマスをやらせてもらったおかげで、素晴らしいコンマスの方々の隣で演奏し、見て学んだことが、貴重な財産になっています。今センチュリーが取り組んでいるハイドンマラソンはシンプルだからこその難しさがあるけど、せっかく長く続くプロジェクトなので、コンマスとか首席とかに関わらず、みんながさらに自発的に音楽を作ってアンサンブルを完成させられたら素敵だなと思っています。正解とか不正解がないところが音楽の良いところだと思うので、最初は合わなくてもいいから、個々人が色々考えて表現するのが大事じゃないかなと。もちろん楽譜上の約束事はあるけれど、それを超えて発信されたものやエネルギーは、きっとお客様も喜んでくださるんじゃないでしょうか。そうして、良い音楽を奏でた後には、美味しいごはんと美味しいお酒を仲間達と共にしたいですね。

最大の癒しは、やっぱりこのコ。最大の癒しは、やっぱりこのコ。

★美味しいフランチャコルタが味わえるワインバー、“オッタンタセッテ”(南森町)さんのホームページはこちら→https://ameblo.jp/franciacorta87/

注目のトピックス

スコットランドへの憧れ、
そしてイングランドへの郷愁に満ちた、第221回定期演奏会。
デイヴィッド・アサートン、郷古廉を迎えて

 日本センチュリー交響楽団は、第221回定期演奏会に現代“イギリス”を代表するマエストロ、デイヴィッド・アサートンを迎えます。アサートンさんは1944年生まれ。24歳でロイヤル・オペラに最年少指揮者としてデビューするなど、早くから頭角を現し、また同じ頃には20世紀音楽の紹介を目的とするロンドン・シンフォニエッタを創設。その音楽監督として現代音楽の分野でも高い評価を収めています。1989年には香港フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者に就任し、同楽団を飛躍的な成功に導くなど、国際的な活躍を続ける巨匠のひとりです。

デイヴィッド・アサートンデイヴィッド・アサートン
スティーブ・ライヒのパフォーマンス後ロンドンのロイヤル・フェスティバル・ホールで行われた18人の演奏家による
スティーブ・ライヒのパフォーマンス後(2008年4月)

 現在、私たちが漠然と“イギリス”と呼ぶ地域は、正確には「the United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland」(グレート・ブリテン及び北部アイルランド連合王国)と表わされ、イングランド、ウェールズ、スコットランドという王国とそれに準じる北アイルランドから成る連合国です。イギリスという呼び名はポルトガル語でイングランドを表す“イングレス”が訛ったものと言われ、これが本来の地域の呼称を離れて日本で広まったもののようです。さて、前置きが長くなりましたが、第221回定期演奏会でアサートンさんとセンチュリーが演奏するのはこうした国々にゆかりの深い作品。スコットランドの風土に霊感を受けたメンデルスゾーンとブルッフ。そしてイングランドを代表するエルガーとディーリアス。彼らの作品の魅力を、アサートンさんの言葉とともに紹介したいと思います。

グレート・ブリテン及び北部アイルランド連合王国「グレート・ブリテン及び北部アイルランド連合王国」。一般に“イギリス”と呼ばれるのはこの4つの地域。

 「メンデルスゾーンもブルッフもスコットランドの風景や、そこに暮らす人々、その土地の歴史などに強い感銘を受けていました。メンデルスゾーンはスコットランドの沖合、ヘブリディーズ諸島にある自然豊かなスタファ島(フィンガルの洞窟がある)を訪れたことにちなんで、この作品を“To the Lonely Island(孤島へ)”と呼んでいました。一方ブルッフは、スコットランド幻想曲を書く以前にこの国を訪れたことはありませんでした。彼がスコットランドを訪れたのは、初演の1年後です。ブルッフの作品は完全に伝統的なスコットランドの民謡(ミュンヘンの図書館で発見されました)に基づいたものでした」

スタファ島の「フィンガルの洞窟」スタファ島の「フィンガルの洞窟」。手つかずの自然が残されている。
スタファ島スコットランドのインナー・ヘブリディーズ諸島の一つマル島の10Km西方に位置するスタファ島。

 大陸側に生まれた作曲家の中で、メンデルスゾーンは(ヘンデル以来)とりわけ深くイギリスを愛したひとりです。20歳で最初にイギリスを訪れて以来、その訪問は生涯に10回を数え、交響曲第3番『スコットランド』など、この地の印象に基づいたいくつかの作品を残しています。序曲『フィンガルの洞窟』はその最初の訪問の際、メンデルスゾーンに強い感動を与えたヘブリディーズ諸島にあるスタファ島の風景を描いたもの。17歳の時にはすでにシェイクスピアの戯曲を題材に『夏の夜の夢』序曲(後に劇付随音楽に拡大)を作曲しているメンデルスゾーンには、もともとこの神秘的な北方の島国に寄せる、強い憧れがあったのかも知れません。これに対して、老練な書斎派ともいうべき作品を残したのがブルッフです。このヴァイオリンとオーケストラのための協奏的な作品『スコットランド幻想曲』は、純粋にこの国の民謡を収集した曲集に基づいて作曲されながら、郷愁を誘うような豊かな旋律に溢れています。そして後半、音楽の舞台はイングランドへ。アサートンさんの言葉を続けます。

 「前半の2曲のプログラムがスコットランドに関連しているのに対し、休憩を挟んで、私たちは別の英国の国、イングランドに移動します。ふたりの偉大な作曲家が生まれた国でもあります。彼らは対照的な家柄に生まれ、人生の歴史や生き方についても対照的でした。ディーリアスは成人してからの大半をフランスで過ごしましたが、広く世界中を旅する人でもありました。エルガーの音楽もディーリアスと同様にヨーロッパ大陸の影響を大きく受けていましたが、同時に彼は独学を貫いた人物であり、自分のことをアウトサイダーのように見なしていました。しかしながら現在彼はイギリスを代表する作曲家という評価を得ており、一方でディーリアスのスタイルはフランスの細密画を思わせる作風を見せているのです」

 ディーリアスの音楽には一種不思議な無国籍性とでも言うべき特徴があります。ドイツ移民の子として生まれ、アサートンさんの言葉の通り「広く世界中を旅する人」であった彼の音楽に、これといったイギリスらしさを指摘するのは難しいかも知れません。それでいて、イギリスの田園風景にこれ以上ふさわしい音楽はない。聴くものが思わずそんな感慨に打たれるような数々の作品をディーリアスは残しています。今回演奏される劇付随音楽『ハッサン』からの間奏曲、セレナーデも淡い色合いの異国情緒の中に、ディーリアス独特の人懐っこい魅力を感じさせる作品です。一方のエルガーは、行進曲集「威風堂々」やふたつの交響曲、そして「愛の挨拶」など数多くの器楽作品や合唱曲により、今日、もっともイギリス的な作曲家として知られています。そのエルガーの名を一躍広めたのが1899年に発表した変奏曲『エニグマ』でした。エルガー自身が親しい人たちの頭文字に託して謎(エニグマ)を織り込んだという作品で、特に単独で演奏されることも多い第9変奏の『ニムロッド』、そして第14変奏『終曲』などからは、イギリス音楽独特の格調とでもいうべき肌触りを感じることができると思います。

 今回、ソリストに迎えるのはヴァイオリンの郷古廉さん。これまで、センチュリーとはベートーヴェン、メンデルスゾーンのコンチェルトで共演し、忘れ難い演奏を残している郷古さんが、『スコットランド幻想曲』に登場します。国際的にも高い評価を収める若いヴァイオリニストとの共演にアサートンさんも熱い期待を寄せています。もう一度、アサートンさんの言葉を引用したいと思います。

郷古廉 ヴァイオリンの郷古廉さん。2016年2月にはベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲で耳の肥えた聴衆をうならせる素晴らしい演奏を披露してくださいました。

 「郷古さんの演奏や音楽性について、素晴らしい評判を聞いています。日本のもっとも有望な若手ソリストと共演できるのですから、私の大阪でのコンサートウィークが素晴らしいものになることは間違いないでしょう。日本の演奏家たちの音楽的なディテールへの関心や、音楽に献身的に取り組む姿にいつも感動を覚えています。郷古さん、そしてセンチュリーとの共演を心から楽しみにしています」

(イラスト登場人物/左から)
エドワード・エルガー(1857-1934):9歳年上の妻、キャロライン・アリスを生涯愛した愛妻家。アリスを亡くした晩年は孤独だった。
フレデリック・ディーリアス(1862-1934):晩年のディーリアスを支えた助手エリック・フェンビーの献身は有名。ディーリアスの最初の伝記は彼によって書かれた。
フェリックス・メンデルスゾーン・バルトルディ(1809-47):モーツァルトと並ぶ音楽史上の天才。近年、ドイツにおけるロマン派音楽の推進者としての評価も高い。
マックス・ブルッフ(1838-1920):民族音楽の中に“歌”を見出した作曲家。ユダヤの聖歌の旋律に拠った「コル・ニドライ」などが有名。

221

第221回 定期演奏会

2017年11月17日(金)19:00開演(18:00開場)
2017年11月18日(土)14:00開演(13:00開場)

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